こんにちは。
もうすぐ卒業式シーズンですね!
私が学生の頃は卒業式と言えば女の子は皆好きな人の第2ボタンをもらう事が流行っていました。
今もその文化は残っているのかなと思っていた所、どうやらそうではないという事実が判明しました。
第2ボタンの意味
そもそもなぜ第2ボタンなのか気になりますよね?
その由来は一つではなく、色々な説があるようです。
一つは昭和35年に公開された年代の戦争映画の中で「紺碧の空遠く」で主人公がもう生きて会えないかもしれないと大切な人に軍服の第2ボタンを渡すというシーンがあります。
ここでなぜ第1ボタンじゃダメなの?って思いませんか?
軍服は天皇陛下からの支給品なのでもし第1ボタンをあげてしまうとだらしなく見えてしまいます。
しかし第2ボタンだと目立たないという事で卒業式に第2ボタンを上げる事が定着したそうなのです。
戦争は嫌だけど物語としてはロマンチックですよね。
割りと新しい説では歌手の柏原芳恵さんの「春なのに」の中にボタンの歌詞が出てくるからとか第2ボタンは心臓に近い所にあるのでハートをつかむという意味で定着したとか・・・
↓柏原芳恵さんの「春なのに」の動画はこちらをクリックすると流れます。
春なのに
1:45秒あたりで歌詞が出てきます^^
私だったら捨てないですけどね・笑
第2ボタンだけではなく、第1から第5までぞれぞれ意味がこめられているようです。
・第1ボタン・・・自分
・第2ボタン・・・一番大切な人
・第3ボタン・・・友人
・第4ボタン・・・家族
・第5ボタン・・・ナゾ
なぜ第5ボタンがナゾなのでしょうね^^;
今の10代は第2ボタンを知らない?
CanCamのアンケートで高校生から大学生10代の方376人に聞いたところ「卒業式に第2ボタンをもらう文化はない」人が約7割もいたそうです。
ある 34%
聞いたことはあるけど、ない 53%
聞いたこともない 13%
聞いたこともない方がいるんですね!
ちなみに今の20代前半の方までは少し文化が残っていたようです。
昔は第2ボタンは一人しかもらえないのでもらえなかった人は第1ボタンや第3、4ボタンをもらっていましたけどそれすらない場合は名札や最後には学ランごともらってましたね~(笑)
私はもらう勇気はないので遠目で見てました。
私の弟もモテていたので最後は学ランごともっていかれたと言っていました^^;
本日は卒業式に第2ボタンを渡すという文化が薄れつつあるという記事を書いてみました。
今は制服は学ランではなくブレザーが多いのも理由でしょうね。
とってもロマンチックないい文化だったので少しでも残ってくれればいいんですけどね(*^^*)