こんにちは。
6月24日(土)放送の「世界一受けたい授業」では今から予防・対策しておきたい「熱中症」特集でした。
この時期は温度湿度が急に上がり始めたり、体がまだ暑さに慣れてないために危険なんだそうです。
熱中症には原因があり、10位から1位までを発表して検証していました。
熱中症原因1位は一体何だったのでしょうか?
熱中症の原因ランキング
第10位 食事量の低下
私達は普段、水やお茶からだけではなく1日1リットル程食べ物から水分を摂取しています。
しかし夏バテから食事量が減ると水分量が減り、いつも通り水分を補給していても脱水状態になります。
どうしても食事が摂れない場合は普段より多く水分を取りましょう!
第9位 塩分不足
汗をかいた時に水だけを飲んでしまうと塩分が不足して熱中症の初期症状が出ます。
それは「足がつる」です。
塩分が不足すると筋肉の収縮に作用するカルシウムが正常に細胞まで行き届かなくなってしまいます。
このため筋肉が誤作動を起こし、収縮し過ぎる事によって足がつるのです。
第8位 年齢的要因
年齢を重ねるにつれ体液が減少し、更に水分や塩分を取る食事量も低下するので脱水状態になり熱中症になりやすいのです。
熱中症患者が増えるのは最高気温の日だと思われがちですが、実はその最高気温の2日後だそうです。
高齢になると温度に関する温度感受性が極端に低下してしまいます。
すると体温が上昇しても暑いと感じにくくなり、熱が体にたまってしまうのです。
これこそが最高気温の2日後に熱中症になる理由です。
第7位 ストレス
ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、体の体温調節機能が低下してしまいます。
軽い運動などで汗を流し、調節機能を整えましょう!
第6位 急な温度変化
エアコンのきいた涼しい室内から急に外出すると起こる症状です。
第5位 暑い室内
実は室内が一番熱中症が起きやすい場所なんです。
住宅内での発生率はなんと全体の40%以上!
中でもキッチンは料理をする時に火を使うのでエアコンがきいていてもかなり暑くなります。
特に午前中は寝てる間に汗をかいて脱水傾向にあるので、朝食を作る時には特に注意して下さい。
第4位 睡眠不足
睡眠不足になるとストレスと同様に体温調節機能が低下して熱中症にかかりやすくなります。
第3位 過度な運動
20代~30代の若い男性に多いです。
運動の際には30分に一度、日陰などで休憩を心がけましょう!
第2位 水分不足
体から水分が失われると血液の量が減り、内臓の機能が極端に低下していまいます。
経口補水液やスポーツドリンクなど、ナトリウム値が40mg以上の飲み物で水分を補給しましょう。
第1位 直射日光
同じ気温でも日にあたると熱が溜まって熱中症にかかりやすくなります。
日差しが強い日に外出する際には1時間に5分ほど日陰で休憩しましょう。
熱中症対策
① 水を飲ませる
② 首を冷やす
③ タオルで汗を拭く
④ 足を高くする
⑤ 足を揉む
汗には体温を下げる作用がありますが、乾いたタオルで汗を拭き過ぎると体温の下がりが悪くなってしまいます。
なので③番の「タオルで汗を拭く」というのは乾いたタオルで汗を拭くのではなく、濡れたタオルで汗を拭くと気化熱で体温を下げる事が出来ます。
熱中症予防に最適な飲み物は?
・バナナ
体に水分を貯めるカリウムが豊富です。
・ヨーグルト、牛乳
血液を作ったり体温調節をするアルブミンが入っているので毎朝コップ1杯飲めばかなり効果的です。
ちなみに普段おしゃべりな方は、知らないうちに水分を失って脱水の傾向にあるのでこまめに水分を取った方がよいとの事です。
今年2017年の夏はスーパー猛暑になるという話もあるので要注意ですね。
今の時期はまだ暑さに慣れなくて一番キツイ時ですから今のうちに対策をとっておいて暑い夏を乗り切りましょう!