こんにちは。

4月9日にシカゴ発ルイビル行のユナイテッド航空機の中で内で、オーバーブッキングを理由に一人の男性乗客を無理やり引きずり降ろして怪我をさせた動画が物議をかもしだしてますね。

動画をめぐり、全米中から批判やボイコットの声が集まっているようです。

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オーバーブッキングとは?

過剰予約とは、用意できる最大数を超えて予約を受け付けることである。オーバーブッキングとも呼ばれる。ある程度のキャンセルを見越して意図的に行う場合のほか、何らかのエラーにより意図せずに発生する場合もあり、これはダブルブッキングとも呼ばれる。

出典元 Wikipedia

ユナイテッド航空はオーバーブッキングを理由として4名別の便へ搭乗してくれる乗客を募りました。

提示は約4万4,000円と当日のホテル代金と翌日の午後搭乗便でした。

誰も手を挙げなかったので金額を約8万8,000円と倍に上げましたがそれでも手が挙がりませんでした。

そのため降りてもらう乗客4名を抽選で選ぶ事になりました。

2名のカップルは指示に従いましたが、もう一組の夫婦の夫の方が医師で「翌日に診察しないといけない患者がいる」と言い降車を拒否!

ユナイテッド航空は空港当局に通報して警察が男性を無理矢理座席から引きずり出して降ろそうとしました。

男性は大声をあげて抗議しましたが、両腕をつかまれて仰向けの状態で通路を引きずり出されました。

その様子がこちらです。

一連の様子を収めた動画は1000万回以上再生されました。

動画には「なんてことするの!」「やめてあげて!」という声も聞こえています。

警察官が男性を下ろす時にひじ掛けにぶつけたのが原因なのか、機内へ走って戻った後口が血まみれの状態になっています。

引きずり下ろされたのは中国系医師夫妻とケンタッキー在住の白人夫妻。

こういう場合、得意客や高額なチケットで乗っている客は優遇されるそうです。

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ユナイテッド航空からの謝罪

ユナイテッド航空は「オーバーブッキングになった状況」に対して謝罪をしました。

我々の従業員が自発的に下りてくださる乗客を探した後、一人のお客様が進んで飛行機から降りることを拒まれたため、ゲートに警官が呼ばれました」と、ユナイテッド航空は声明で説明した。「オーバーブッキングの状況を招きましたことに対してお詫び申し上げます。降ろされたお客様についての詳しいことは警察にお尋ねください

その後「お客様方を再誘導」した事に対し、ユナイテッド航空のCEOは謝罪の言葉をツイッターに投稿しました。

ユナイテッド従業員一同今回の出来事に動揺しております。これらのお客様方を再誘導する必要がありましたことに対してお詫び申し上げます。我々の従業員は警察と連携し、また当社が独自で今回の出来事を詳細に調査しております。また我々はこちらのお客様に連絡し、直接ご面会してこの件に対処し、解決する所存です。

ユナイテッド航空最高経営責任者 オスカー・ムノズ

ユナイテッド航空に呼ばれて男性を引きずりおろした航空治安当局の係官のうちシカゴ航空局は1人を停職扱いにしたと発表しています。

実は私も海外旅行中のある航空機内で嫌な思いをした事があります。

機内飲み物サービス中にトイレに行きたくなったのですが、ワゴンが通るのが精一杯なくらい狭い通路なのです。

なので前にあるトイレへ行こうとした時CAから「トイレは奥に行って!」と英語で言われ仕方なく戻りました。

でもサービスが遅く我慢出来なくなり、やっぱり前のトイレへ行こうと思ったら大声で「ここはビジネスクラス!!」と言われ、「でもサービス中で通路が狭くて行けない!」と言っても頑なに拒否されました。

日本ではありえないくらいの怖い顔で言われました。

その後一緒のツアーの人が行ってもダメでした。

すると前に座っていた白人の女性が普通にトイレへ行ったのです。

あとで二人で白人女性に聞いて見ると「内緒よ」と言われて使わせてもらえたそうです。

アジア人だからか分かりませんがせっかくの海外旅行なのにかなり不愉快な気分になったのを覚えています。

今回の件で思い出してしまいました。

ユナイテッド航空は先月26日にもレギンスを着用した10代の女性2人を「服務規程に違反している」と搭乗拒否して問題になっているので今後こういう事がないようにしてもらいたいものですね。

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