こんにちは。
カナダや北欧など各地を彩るオーロラですが、今から800年前、日本の京都の街に「赤いオーロラ」が現れたとする研究成果が発表されたと「ユアタイム」で放送していました。
オーロラとは?
天体の極域近辺に見られる大気の発光現象である。極光(きょっこう)ともいう[1]。以下本項では特に断らないかぎり、地球のオーロラについて述べる。
女神の名に由来するオーロラは古代から古文書や伝承に残されており、日本でも観測されている。近代に入ってからは両極の探検家がその存在を広く知らしめた。オーロラの研究は電磁気学の発展とともに進歩した。発生原理は、太陽風のプラズマが地球の磁力線に沿って高速で降下し大気の酸素原子や窒素原子を励起することによって発光すると考えられているが、その詳細にはいまだ不明な点が多い。光(可視光)以外にも各種電磁波や電流と磁場、熱などが出る。音(可聴音)を発しているかどうかには議論がある。両極点の近傍ではむしろ見られず、オーロラ帯という楕円上の地域で見られやすい。南極と北極で形や光が似通う性質があり、これを共役性という。地球以外の惑星でも地磁気と大気があれば出現する。出典元 Wikipedia
1000年の都「清水寺」の夜空にもしオーロラが現れたら?
そんな夢のような光景を平安・鎌倉時代に見る事が出来たとして「国立極地研究所」などのチームが米学術誌に発表しました。
事の発端は今から813年前に書かれた日記「明月記 1204年2月21日」の内容・・・
「燭台に燈をともす頃来た及び東北の方向に赤気が出た。遠くの火事の光のようだった。」
百人一首の選者で知られる藤原定家が書いた物で、2日後にも「赤気を目撃した」という記述があったそうです。
この赤気がオーロラを意味しているというのです。
当時なぜ京都でオーロラを見る事が出来たのでしょうか?
国立極地研究所の片岡龍峰准教授によると、
「磁場の軸は今はアメリカの方に傾いているけれど、藤原定家の生きていた時代というのは日本の方に逆に傾いていた」
という事です。
過去2000年分の京都の磁場を調査した結果、当時は磁場のバリアが傾いていたほか、太陽の活動が活発な時期だったため京都だけでなく他の地域でもオーロラが見られた可能性があるそうです。
再び京都でオーロラを見る事は出来るのでしょうか?
片岡龍峰准教授は、
「可能性はあるんですよ。何百年に一度という珍しいものになりますが、太陽から地球にすごく強い爆風が吹く事があってそういうのが起こればそれが地球にヒットしてしまえば必ずまた京都でオーロラが見られるみたいな事が起こるわけですね」
と言っています。
実は800年前ではなく、最近の日本でもオーロラが観測されています。
北海道でオーロラ?
2000年以降だけでも5回ほどあるそうです。
・2001年3月 名寄市
・2003年10月 名寄市
・2004年11月 下川町
・2015年3月 名寄市
・2015年6月 稚内市
特に2003年の名寄市のオーロラは綺麗だっだそうでこちらがその画像です。
うっすらと赤い所がオーロラです。
こんなに頻繁に現れているなら見てみたいですね!
一生に一度は見たいとは思っていますが海外に行っても確実に見られるわけではないので行く場合は祈るしかないですよね^^;
本日はオーロラが800年前の京都に現れたとする研究成果が発表されたニュースを取り上げてみました。
北海道に住んでる方は今後も見れる可能性があるそうなので時々夜空を見上げてみてはどうでしょうか?(*^^*)