こんにちは。

さきほど2017年ノーベル文学賞受賞者が発表されましたね!

2017年は村上春樹さんが受賞するのかしないのかが話題になっていましたが、ノーベル文学賞受賞したのは長崎県出身の日系イギリス人で世界的なベストセラー作家、カズオ・イシグロ(62)さんでした。

スポンサーリンク

 

カズオ・イシグロさんのプロフィール

カズオ・イシグロ

名前 カズオ・イシグロ

生年月日 1954年11月8日

出身 長崎県長崎市

国籍 イギリス

長崎県長崎市で生まれる。1960年、5歳の時に海洋学者の父親が北海で油田調査をすることになり、一家でサリー州・ギルドフォードに移住、現地の小学校・グラマースクールに通う。卒業後にギャップ・イヤーを取り、北米を旅行したりデモテープを制作しレコード会社に送ったりしていた。
1978年にケント大学英文学科、1980年にはイースト・アングリア大学大学院創作学科を卒業する。当初はミュージシャンを目指すも、文学者に進路を転じた。
1982年、イギリスに帰化する。1986年にイギリス人ローナ・アン・マクドゥーガルと結婚する。

1989年に長編小説『日の名残り』でイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞した。ロンドン在住。2017年、ノーベル文学賞受賞。

出典元 Wikipedia

カズオ・イシグロさんはは5歳の時、日本人の両親とイギリスに渡り、その後イギリス国籍を取得しました。

受賞を予想していなかったというカズオ・イシグロさんは、

「受賞の知らせを受けた時私は台所でEメールを書いている所だった。ノーベル委員会ではなく私のエージェントから知らせが届いた。本当に驚きだ。日本社会全体に感謝している。作風には日本文化が大いに関係している。日本人の両親に育てられた。物の見方や振る舞いなど(日本に)大きな影響を受けた。この大変な栄誉を受賞し、世界の平和などの励みになればいい」

とコメントしています。

ノーベル文学賞授賞式は12月に行われる予定です。

スポンサーリンク

 

カズオ・イシグロさんの今までの作品

長編小説

遠い山なみの光  1982年(デビュー作)
浮世の画家  1986年
日の名残り 1989年
充たされざる者 1995年
わたしたちが孤児だったころ 2000年
わたしを離さないで  2005年
忘れられた巨人 2015年

短編小説

戦争のすんだ夏  1990年
夕餉  1990年
日の暮れた村  2001年
夜想曲集――音楽と夕暮れをめぐる五つの物語  2009年

 

長編小説の「私を離さないで」は後に映画化されました。

「私を離さないで」は、臓器移植の提供者となるために育てられた若者たちが、運命を受け入れながらも生き続けたいと願うさまを繊細に描いたフィクションになっています。

2016年3月にはTBSで綾瀬はるかさん主演でドラマ化もされましたね!

キャスト

保科恭子:綾瀬はるか
 
土井友彦 : 三浦春馬
 
酒井美和 : 水川あさみ

ストーリー

世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた恭子、友彦、美和。子どもらしい生活、子どもらしい教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある使命を与えられた「特別な子供」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。
彼らに課された使命とは?学苑に隠された秘密とは?視聴者に衝撃を与えるサスペンス!

運命を知った3人は絆を求め、人を愛することで生きる希望を得ようとする。
子どもから少年・少女、そして大人になる中で「生きる意味」を模索していく3人。 大人になった3人は運命に抗うのか?それとも運命に従うのか?
愛情、友情、絶望、希望…生と愛が絡み合うヒューマンラブストーリー!!

出典元 公式サイト

 

それにしても今年もまた村上春樹さんが受賞を逃してしまいましたね。

ファンが毎年同じところで受賞発表を待つ姿がテレビに映し出されていますが、毎回落胆されていますね^^;

しかし今年は村上春樹さんとカズオ・イシグロさんが親交があるという事で、村上春樹さんの受賞への第一歩になるのではないかと逆に喜んでいる方もいらっしゃいました。

まだ今年で終わりではないですから次こそって思いたいですよね!

でもカズオ・イシグロさんファンにとって嬉しい受賞ですね(*^^*)

スポンサーリンク