こんにちは。
4月9日(日)に体操全日本個人総合選手権最終日が東京体育館で男女決勝が行われました。
男子はリオデジャネイロ五輪団体&個人総合2冠でプロ初戦となった内村航平選手が86・350点で10連覇を飾りました。
それでは内村航平選手が10連覇となった経緯を見てみましょう!
全日本個人総合選手権決勝
4月9日の試合は若い世代が立ちはだかる展開となりました。
内村航平選手は最初の床の演技では着地もしっかりと決めて、ゆか演技得点は高得点の14.900点をマークしました。
しかし、その後の白井健三選手が圧巻の演技を見せたのです。
「シライ3」「シライ2」「シライ・グエン」とシライの名前の技を3つ入れる構成で、内村航平選手を上回る15.60点をマークしました。
5種目終了後1種目を残した時点で首位は白井健三選手の71.950点と同点の谷川航選手、0.05の差で内村航平選手が追いかけるという展開になりました。
しかし、最後の鉄棒では内村航平選手が王者の貫禄を見せつけました。
まず最高難度「カッシーナ」を完璧に決めます。
そして着地もピタリと決め、その得点は14.450点!!
白井健三選手が内村航平選手を超えるには14.400以上が必要になります。
その結果は?…
大きなミスのない演技でまとめ、ガッツポーズが飛び出しましたが、その得点は14.150点、総合で田中佑典選手とは0.050、白井健三選手とは0.250の貧差で内村航平選手が優勝となりました。
前人未到の10連覇を達成したのです。
そして田中佑典選手が2位、白井健三選手は3位という結果になりました。
内村航平選手の会見
内村航平選手は会見でコメントしました。
「地獄ですよね。ここでまた勝ってしまったのでやはり皆さんの期待には応え続けなければいけないと思うし、逆にそれぐらい追い詰められた方がいいのかなっていう風に今は思っているので、若手たちにもしっかり示していけるような体操選手でありたいなと思っています」
とのことですが、優勝したのに地獄とか追い詰められるとか謙虚ですよね。
確かに1位になってしまうと落ちないようにプレッシャーになるし、ライバルは自分になってくる場合もあるかもしれませんがまた大きな記録を残して頂きたいです(*^^*)
本日は体操の全日本個人総合選手権で内村航平選手が前人未到の10連覇達成のニュースを書いてみました。
7日の予選では平行棒にミスが出て4位という結果で、ああいうミスをする内村航平選手を初めて見ましたがやはり王者は強かったですね!
個人的には同じ福岡県北九州市出身で親しみがあるので今後も記録をどんどん伸ばして行って欲しいです(*^^*)