こんにちは。
6月の梅雨真っ只中の初夏に観測できるというピンク色の満月をご存知ですか?
その名も「ストロベリームーン」
ストロベリームーンは1年に1度見る事が出来る満月です。
ストロベリームーンとは?
「ストロベリームーン」はもともとネイティブアメリカンが使っていた呼び名でアメリカ圏の6月の満月の呼び方です。
イチゴの収穫時期の6月に月が赤く染まることが多いのでこう呼ばれるようになったそうで、欧米では「ローズムーン」や「ホットムーン」とも言うそうです。
ローズムーンという呼び名も可愛いですね(^^)
実際の色はストロベリーのような色ではないのですが、昨年2016年のストロベリームーンは赤みや黄味がかった満月が観測されています。
それにしてもストロベリームーンはなぜ赤く見えるのでしょうか?
「The Telegraph」によると、夏至に近いため太陽は高く月は低くなるので、ふたつの距離が離れると空気の層にどんどん太陽の光が吸収され、最後に残る赤色だけが月に反射されこの色になるそうです。
満月の高さに関係があり、北半球では夏至の頃の6月の満月は一年で最も低い高さにのぼります。
満月の高さは太陽と逆の関係なので夏至の頃の満月は低く、反対に冬至の頃の満月は高くのぼります。
月も高さが低いほど大気の影響を受けて赤っぽく見えるのでいつもより赤く染まって見えるのです。
しかも6月は梅雨真っ最中で湿度が高くなるので、光の散乱の影響でいつもより赤く見える月になります。
ストロベリーというネーミングも可愛いですけど実際の満月も綺麗で可愛いですよね^^
そのせいなのか、「ストロベリームーン」には好きな人と一緒に見るとその人と結ばれるという噂もあるのです。
別名「恋を叶えてくれる月」と呼ばれていて恋愛運を上げてくれるそうなので一緒に見るなら好きな人と見たいですよね♪
2017のストロベリームーンはいつ何時頃見れる?
ピンク色で秘的な満月「ストロベリームーン」が見られるのは2017年の6月9日(金)です!
晴れていれば日本の夜空で見る事ができます。
6月9日の天気が気になりますが、関東地方や東北地方では晴れ時々曇り、その他の地域は大体晴れの予報なので全国的に「ストロベリームーン」を観測することができそうです^^
月が一番高くのぼる時間よりも、月が出て直ぐの方がより赤く見えるそうなので忘れないように見たいですね。
ちなみに6月9日の東京の月の出は午後6時31分、最も高くのぼる時間は午後11時45分です。
月が出たばかりの頃はまだ空が明るいので、午後8時頃から満月の瞬間の午後10時10分頃までに見るとより良いとの事です。
「国立展文台」によると、
「今年のストロベリームーンは、月が地球にもっとも遠い位置にあるため1年で1番小さい満月。最大の大きさと比べると14%変わるようなので、肉眼でも変化に気づけるかも」
との事なので9日は忘れずに外に出ようと思います!
6月は毎年梅雨の時期で見られる可能性の低い「ストロベリームーン」ですが、今年は見られる可能性が高いし、9日は金曜日で次の日が休みの方が多いので恋が叶うと言われるストロベリームーンを是非好きな人と楽しみたいものですね(*^^*)
ただ、最近は暑くなってきているといっても夜は冷える所も多いので羽織る物を持って行かれた方がいいかもしれませんね。
※追記
ずっと見ていましたが、九州ではピンクや赤に見えなかったんですけど皆さんの地域ではどうだったのでしょうか・・・
ちょっと残念でした^^;