太陽フレアってご存知ですか?
米航空宇宙局(NASA)が爆発の規模が最大クラスの「太陽フレア」を9月6日に発表したそうです。
しかも爆発は2回!!
明日9月8日にも電離したガスが地球に到達し、通信機器などに悪影響を及ぼす可能性があるようです。
太陽フレアとは?
太陽フレア(Solar flare)は、太陽で発生している爆発現象のことである。別称は太陽面爆発。
太陽系で最大の爆発現象で、小規模なものは1日3回程度起きている。多数の波長域の電磁波の増加によって観測される。特に大きな太陽フレアは白色光でも観測されることがあり、白色光フレアと呼ぶ。太陽の活動が活発なときに太陽黒点の付近で発生する事が多く、こうした領域を太陽活動領域と呼ぶ。太陽フレアの初めての観測は、1859年にイギリスの天文学者、リチャード・キャリントンによって行われた(1859年の太陽嵐)。
「フレア」とは火炎(燃え上がり)のことであるが、天文学領域では恒星に発生する巨大な爆発現象を指している。現在では太陽以外の様々な天体でも観測されているが、本稿に於いては人類の近傍にある唯一の恒星である太陽のフレアについて説明する。
NASAによると、2012年7月には巨大な太陽フレアが地球をかすめた。次の10年間に同程度のフレアが実際に地球を襲う確率は12%であると推定される。出典元 Wikipedia
「太陽フレア」で9月8日に地球や人体に悪影響?
9月6日に起こった太陽フレアは2006年11月以来の規模の爆発だそうです。
太陽フレアで太陽面で爆発しガスが作られる現象で、ガスからは強力な紫外線や電波が発射され、通信機器の影響や人体の健康にも影響が出るとの事です。
実際、1989年にはカナダ・ケベック州で変電所がショートして大規模な停電が発生しました。
ガスが地球に到達する時間は9月8日の15時くらいだそうで、注意が必要ですね。
通信機器にも影響?
情報通信研究機構は、全地球測位システム(GPS)や人工衛星の故障、電波通信などに影響を与える可能性があるとコメントしています。
・・・という事は、スマホなどに影響が出てしまったらもし北朝鮮が今ミサイルを撃ってもJアラートが鳴らない可能性もあるって事ですよね?
北朝鮮に情報が行かない事を願います。
今回起こった大型の太陽フレア現象は2回発生しました。
そのうち20時53分に発生した現象の最大X線強度はX9.3で通常の100倍以上、17時50分に発生した太陽フレアの最大X線強度はX2.2だったそうです。
黒点群2673は現在、太陽面中央西寄りにあるので今後1週間ほど地球に影響を与える可能性があるとの事です。
ガスが地球に到達する時間は9月8日15時から翌日9月9日の9時までの予測なのですが、情報通信研究機構の方によると、
「地上に住んでいる人にとってはほとんど影響はないと思って大丈夫です」
との事ですのでひとまず安心してよさそうですね!