平成29年7月31日、ディズニーランドはお祝いムードでしたね^^
ディズニーランドとディズニーシーの入園者が合わせて7億人に達したのです!
しかし、そのお祝いムードの中ディズニー人気を悪用した詐欺事件の初公判が行われましたね。
詐欺罪で起訴されたのは、大阪府のエステサロン経営者の高橋綾子被告(40)です。
被害総額が6億円を超えると言われる詐欺被害額ですが、高橋被告の巧妙な手口とは一体どのような手口だったのでしょうか。
ディズニー株投資詐欺
事件が起こったのは一昨年。
高橋綾子被告が東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド株を安く販売できるなどと嘘を言い、大阪府内の40代の女性から現金450万円をだましとった事件ですが、2015年9月頃に詐欺である事が判明、被害者約20人とともに出頭し、2017年5月に逮捕されました。
騙しの手口は?
「一般の方は70万円で購入する株ですが、その70万円の株を45万円で特別に譲渡できます。元金は保証されるし損は絶対にしない」
そんな甘い言葉で40代の女性を誘いました。
安く買える理由については、
「私の叔父が勤務しておりまして、その関係で株を安く譲渡できます」
と嘘を付き、調べでは100人以上が被害を受け、被害総額は6億1000万円にのぼることが確認されています。
被害女性にインタビュー
日本テレビ「スッキリ」では被害にあった高橋綾子被告のママ友にインタビューしました。
レポーター:どうやって知り合っていくんですか?
ママ友:私はもともと子供の同級生のお母さんだったのでママ友みたいな感じで・・・
レポーター:仲よかったんですか?
ママ友:そもそもは自分の叔父さんがオリエンタルランドのお偉いさんで「ディズニーランドの旅行に安く行けますよ」って話を持ち出されて・・・
レポーター:株を売るのではなく、旅行を買う?
ママ友:当時は株の話は一切なくて。
レポーター:旅行会社みたいなことをやっていた?
ママ友:そうですね。ほんまに行けたのでいい話をくれてありがとうって感謝しかないですね。
レポーター:本人もディズニーランドによく行っていた?
ママ友:しょっちゅう行っていた。
レポーター:じゃあ東京ディズニーランドの中では彼女のことは知られていた?
ママ友:全員知ってますよ。だからよっぽど株でもうかってんねんなって思ったんです。
株に誘う巧妙な手口とは?
高橋綾子被告(40)
高橋綾子被告は「おじさんが定年退職するまでは何回でも格安で行ける」と周囲のママ友を次々と勧誘したそうです。
レポーター:株の話はどこで出て来る?
ママ友:エサをまいていた時期が2年くらいあって、安心しきったところに震災がたまたま東日本大震災があってその時株価がドカンと下がったときに「叔父があんたらでも株が買える値段に下がったから買われへんか」って言ってるけどどうするって言われた。
そのママ友は100株を60万円で購入し、80万円まで株価上昇した時に売却依頼をして20万円戻ってきた事により高橋綾子被告を信頼し、被害額が数百万になってしまいました。
もう一人のママ友は元本保証するという事を聞き、定期を全部かき集めて1000万円を振り込んだそうです。
事件発覚後、高橋綾子被告は離婚をし、4人の子供は夫に引き取られました。
検察側は、集めたお金の使いみちを家のリフォームにあてたと指摘していますが、その自宅は離婚後売却されたようです。
それにしても2年間に渡って旅行を安く行かせて信用させるとは巧妙な手口ですね・・・
しかもディズニーランドだから周りのママ友が信用してしまう気持ちも分かります。
しかし1000万円は辛いですね。
こんなにすぐ分かる詐欺犯罪をなぜ起こしてしまうのでしょうか。
他人事とは思えないのでうまい話には乗らないようにこれからも気をつけたほうがいいですね。